誤解しがち 競馬の競走馬への知識

初心者は、競馬の競走馬に関して誤解を持っていることがいくつかあります。まず、競馬で走っている競走馬は、動物園などに存在する単なる馬ではありません。正式名称は、サラブレッドと言います。その名前の通り、徹底的に血統を厳選することによって選別された生き物です。

サラブレッドは、遺伝的な性質から普通の馬とは異なります。普通の馬には、自然発生的な遺伝子が存在しますので、そのまま成長すればバランスの良い遺伝的な情報で生涯を終えることになります。しかし、現在のサラブレッドは他の馬や過去のサラブレッドと比較しても特定の遺伝的な情報が多くなっている傾向にあり、遺伝的なレベルで時代ごとに進化している事実があります。これは、サラブレッドが人間の手によってより速いサラブレッドを育てるために選別して配合してきたからに他なりません。

現実的にも、例えば野生のシマウマと競馬場で走っているサラブレッドの速度を比較すると、サラブレッドの速度の方が速いことがわかっています。また、本来馬は草食動物であるため群れをなして行動するのですが、競馬のサラブレッドは他を淘汰して自身が一番になることを考えています。ですから、実際のレースに行くと他の馬と一緒に走ったりはせずに、ゴールには自身が一番になるように一生懸命に走ります。

サラブレッドは、品種改良されて野生の馬とはまったく別種の存在として進化したものであるため、一般的な馬の常識は通じないと知っておきましょう。

競馬初心者 勘違いしやすいJRAの秘密

競馬初心者が最も勘違いをしやすいのは、JRAの存在そのものについてです。

JRAというのは、公営競馬の立場として主宰を行っていますので、れっきとした法律に基づいて運営を行っています。海外の競馬では、主宰をしている場所はそれぞれ異なっており、中には主宰を行っているけど、賭けの対象として運営をしているところは別個になっているところもあります。そのため、全てを一律に判断することはできず、日本と海外では枠組みがかなり違っていることも多いです。

一方で、日本に関しては公営の立場から主催者が存在するわけですから、JRAへの取り分は実は国庫にある程度は帰属します。収益は全て主催者に入るわけではなく、競馬によって売り上げた利益は日本国政府の元に入って、これを製作などによって国民に還元する仕組みになっています。日本の公営ギャンブルは、世界的にも非常に優れていて世界でも有数の賞金の高さを誇っていますが、これは公営によって潤沢な資金を回転させているからに他なりません。

初心者は、競馬に対して賭けたお金は自身の手元に戻ってこないと誤解をしていることも多いのですが、結果的に支払った税金は国民の生活に再利用するべく新しい政策のための資金として使われますので、目に見えないだけである程度は還元されています。また、控除率が存在するため理論上はお金を賭けた75%から80%程度のお金が戻ってくるようにもなっており、よほど無茶なことはしない限りはやはり将来的にある程度の対価は理論的に返ってくるわけです。