競馬初心者はもちろん、競馬歴の長い人も狙ったレースを予想するときに専門誌や新聞を参考にする人がほとんどでしょう。競馬新聞は世界一情報が凝縮された読み物ですが、隅から隅まで読む必要はないのです。無駄な情報も多いため隅から隅まで読んでしまうと「この馬がいい」「あの馬もいい」と気が散ってしまって冷静な判断をすることができないからです。また、新聞の二重丸は一着にくる馬を予想しているのではないということも知っておくべきです。
トレセンの世界や競馬予想記者の中では情報が伝言ゲームのようにまわっていますし、新聞記者は足を使ってトレセンまで行き、情報を集めてくることが彼らにできる素人とは違う予想だからです。確かに彼らはプロですが、違いはトレセンや競馬場の記者席に入れることしかないですし、その馬の過去のレースの成績がどうだったかなど記憶していません。
このように新聞の一番人気は信用できないものなので、勝ちたければ自分の感性を磨いて狙った馬のレースをよく見ることが大切です。前走の着順や着差、連対した馬はどの馬なのかということもチェックしておきましょう。
また、必勝法として重要なのは追い切りを見ることです。グリーンチャンネルに加入することが必要になりますが、狙った馬やそのレースに出走する馬の追い切りをチェックして、調子が良さそうであればあまり神経質にならずに本命にしても良いでしょう。坂路を力強くまっすぐに走ってくる馬も調子が良い証拠です。
競馬をしている人にとって狙ったレースの着順を予想することはこのスポーツの醍醐味だともいえますが、初心者にとっては何を見て予想したら良いのか悩んでしまうという人も多いのではないでしょうか。100人いれば100人の予想があり、人それぞれ予想方法は違ってくるので自分に合った予想スタイルを確立していくことが大切です。
新聞や専門誌、テレビなどからたくさんの情報が流れてきますが、どの情報を取り扱うかが勝負になってきます。多くの人が前日の夜に新聞とにらめっこして印を打つものですが、競馬新聞は世界一情報が凝縮された読み物でもあり隅から隅まで読もうとなると予想以上の時間を費やしてしまいます。また、よく見てみると余計な情報も多く「この馬がくる」「あの馬が好走する」など書かれており、自信満々なコメントに洗脳されがちなので、馬柱と調教師のコメント程度に抑えておくことです。
馬柱にはその馬に関して全てのデータが載っています。前走の馬体重とパドックでの馬体重を比較して問題がないかチェックすることです。大幅に体重が増えていたとしても前走で減っていれば元に戻っていることになります。
また、前走の着順と着差のチェックも忘れてはいけません。前走で連対している馬が同じ条件で人気がない場合は買うべきですし、人気になっているならそれも素直に買って良いでしょう。初心者の方ははじめから極めることはできないので、総合的に見ることから始めましょう。